2021年08月24日 更新
どうも、クラゲジュニアです。
今回は、複数のGitを複数のアカウントで分けて運用したい人向けの記事です。
まずは、.sshディレクトリに移動します。
基本的に.sshディレクトリは、ルート(~)に存在しています。
.sshがない人は以下コマンドで作成してください。
mkdir .ssh
以下コマンドで作成可能です。
ssh-keygen
オプションが数多く存在するので気になる人は、こちら。
今回は、ファイル名の指定が可能なfオプションのみ指定しました。
コマンドを打ち込むと以下の様に対話形式で質問されるので、任意な値を入力しましょう。

入力が終わると、The key fingerprintとThe key's randomart imageが表示され、先ほど指定した名前のファイルが作成されています。
.pubの拡張子を持つファイルが公開鍵です。
.pubの意味は、publicです。
拡張子がついていないものは、秘密鍵です。
名前の通りどこにも公開しないでください。

ちなみに、名前を指定しないとid_rsa・id_rsa.pubという名前のファイルがデフォルトで、作成されます。
.sshディレクトリ内のconfigファイルに以下の様な記述を追加。
configファイルが存在しない場合は、作成する。
今回は、簡単な設定しか行っていないませんが、設定がいくつも存在します。
気になる人は、こちら。

Gitへは、
Setting->SSH and GPG keys-> new SSH keyの手順で公開鍵を登録。
先ほど作成したSSH keyを読ませたいGit管理されたディレクトリに移動します。
以下コマンドを打ち込むと現在のGitディレクトリの情報が表示されます。
git config -e
cloneしたままの状態なので、認証がgit@github.comになっています。

git@github.comをconfigファイルに指定したhost名に変更しましょう。

この状態で、git pullやgit pushを行うと認証先がconfigファイルで指定したhostになるので、GitごとにSSH keyを読み込ませることができます。
この方法は、urlがsshの場合のみ有効です。
httpsで接続している人は、sshに変更してから作業してください。
以上です。