2021年11月17日 更新
どうも、クラゲジュニアです。
M5StackでArduino IDEを使ったhello, world制作の備忘録です。
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M5Stack Gray
画像引用元:秋月電子通商
9軸センサーのないM5Stack BASICもありますが、開発方法はほぼ同じだと思います。
今回、前提としてWindows10 PCを使用していますが、MacOSやLinuxでも開発可能です。
PCでの作業です。
https://docs.m5stack.com/en/quick_start/m5core/arduino
上記のサイトからCP210x_VCP_Windows
をダウンロードします。
exe
ファイルが3つ入っていましたが、Windows10 64bitなのでx64
をインストールしました。
以下の公式サイトからダウンロードし、インストールします。
インストールは難しくありません。検索すれば情報がたくさんあるため、ここでは説明を割愛します。
https://www.arduino.cc/en/software
ちなみにCONTRIBUTE & DOWNLOAD
は寄付してダウンロード、JUST DOWNLOAD
はダウンロードのみです。
Arduino IDEを立ち上げ、ファイル
> 環境設定
を選択します。
①を選択して以下を追加します。上記の画像は他のボードの設定も入っているため、別の文字列が入っていますが、初めての場合は空欄になっています。
https://m5stack.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/resource/arduino/package_m5stack_index.json
ツール
> ボード
> ボードマネージャ...
を選択します。
テキストボックスにM5Stack
を入力し、出てきたパッケージを選択するとインストール
ボタンが出てきますので、それをクリックします。
ツール
> ボード
> M5Stack Arduino
> M5Stack-Core-ESP32
と選択します。
USBケーブルでM5StackとPCを接続し、ツール
> シリアルポート
から選択できるポートに設定します。
スケッチ
> ライブラリをインクルード
> ライブラリを管理...
を選択します。ちなみに後ろのオレンジ色はライブラリなしでコンパイルしてエラーになったためですので無視してください。
M5Stack
と入力してM5Stackをスクロールして探し、インストールします。
たくさん文字列が出てきますがInstall all
を選びます。
左下にno protocol
と出てきますが、大丈夫なようです。
以下のサンプルコードを使用します。
#include <M5Stack.h>
void setup(){
M5.begin();
M5.Power.begin();
M5.Lcd.print("Hello World");
}
void loop() {
}
アイコンをクリックして、マイコンボードに書き込みます。
非常に小さい文字ですが成功しました。
文字を大きくし、図形も描いてみました。
#include <M5Stack.h>
void setup(){
M5.begin();
M5.Power.begin();
M5.Lcd.setTextSize(4);
M5.Lcd.print("Hello World");
M5.Lcd.fillRect(50, 100, 80, 80, YELLOW);
M5.Lcd.fillCircle(200, 150, 40, GREEN);
}
void loop() {
}
綺麗に表示されています。
ちょっとコンパイルと書き込み時間が長いのが気になります。Ardino IDEではなくM5Stack専用の開発環境もあるようなので、そちらを試してみたいですね。
以上です。