2022年06月01日 更新
どうも、クラゲジュニアです。
外部のソフトをインストールしたり、BIOSを設定したり、USBメモリなどを用意したりせず、Windowsの標準機能を使ってHDDやSSDの中身を消去する方法です。Windows10 PCで行いました。
Windows OSが入っているドライブについては、アプリやユーザーデータは消去しますが、OSは新たに再インストールします。PCを譲渡したり、売ったりするときに役立ちます。
ただし、完全にデータが消えることを保証したものではありませんので、自己責任の元、行ってください。
[TOC]
ゴミ箱を空にしたり、ディスクをフォーマットしても、実はデータは完全に消去されておらず、特殊なソフトを使うことでデータは復元される可能性があります。今回の方法は、データ領域に意味のない大量のデータを書き込むことにより元のデータを上書きするという内容です。
まずはデータを普通に消去します。
実行するプログラムが途中で止まらないようにします。
Windowsの設定
> システム
> 電源とスリープ
を開き、全ての項目をなし
に設定します。
コマンドプロンプトを立ち上げ、以下のコマンドを打ちます。以下はDドライブの場合の例です。他のドライブの場合はd
を変更してください。
cipher /w:d:
※画像はCドライブの例です
0x00、0xFF、乱数の書き込みが順に行われます。ちなみにクラゲジュニアは1TBのHDDで6時間くらいかかりました。
個人用ファイル、ユーザーアカウント、設定、インストールしたアプリを削除し、Windows10をインストールしなおします。
設定
> 更新とセキュリティ
> 回復
から このPCを初期状態に戻す
の開始する
をクリックし、すべてを削除する
を選択
次へ
をクリックしてリセット
をクリックします。
クラゲジュニアの場合は40分程度かかりました。
ようこそ
が立ち上がり以下の設定を行います。
接続しない
を選ぶしばらくすると立ち上がります。
先ほどと同じ手順です。
実行するプログラムが途中で止まらないようにします。
Windowsの設定
> システム
> 電源とスリープ
を開き、全ての項目をなし
に設定します。
コマンドプロンプトを立ち上げ、以下のコマンドを打ちます。以下はCドライブの場合の例です。他のドライブの場合はc
を変更してください。
cipher /w:c:
0x00、0xFF、乱数の書き込みが順に行われます。ちなみにクラゲジュニアは256GBのSSDで20分くらいかかりました。
これでデータの消去完了です!
以上です。