2023年01月19日 更新
どうも、クラゲジュニアです。
pyenvやanacondaなど、pythonの環境構築だけでもいろんな種類があって、別の環境で動かすために環境をアンインストールしたいときが時々ありますよね。
今回はpyenv-winをアンインストールする方法についてお話します。そもそもpyenv-winって何?という方はこちらを参照してください。
OS: windows 10 pro(x64) pyenv-win: pyenv-win 3.1.1
PowerShellを開き、pyenvがインストールされていることを確認します。
C:\Users\kurage>pyenv --version
すると、下記が出力されます。
pyenv 3.1.1
whereコマンドでpyenvの場所を特定します。
PS C:\Users\kurage> where.exe pyenv
コマンドを入力すると下記が出力されます。
どうやら、C:\Users\kurage\.pyenv
にpyenv-winが存在するようです。
C:\Users\kurage\.pyenv\pyenv-win\bin\pyenv
C:\Users\kurage\.pyenv\pyenv-win\bin\pyenv.bat
Remove-itemコマンドで.pyenvを削除します。コマンドを入力すると、確認が求められるため、今一度パスが正しいか確認してください。
確認できましたら、Y
と入力してEnterを入力してください。
PS C:\Users\kurage> Remove-item .pyenv
確認
C:\Users\kurage\.pyenv の項目には子があり、Recurse パラメーターが指定されていませんでした。続行した場合、項目と共にすべての子が削除されます。続行しますか?
[Y] はい(Y) [A] すべて続行(A) [N] いいえ(N) [L] すべて無視(L) [S] 中断(S) [?] ヘルプ (既定値は "Y"):
完了したら下記コマンドを入力して、何も表示されないことを確認してください。
PS C:\Users\kurage> where pyenv
PS C:\Users\kurage>
スタートボタンから設定
を開き、システム
をクリックします。
左側の詳細情報
をクリックし、システムの詳細設定
を開きます。
環境変数(N)...
をクリックします。
Path
をダブルクリックし、環境変数名の編集
ウィンドウを開きます。
C:\Users\.pyenv\
を含むパスをクリックで選択し、削除(D)
をクリックして消します。今回の場合は下記のパスを削除しました。
C:\Users.pyenv\pyenv-win\bin
C:\Users\.pyenv\pyenv-win\shims
削除が完了したら、OK
をクリックします。
pyenvに関連する環境変数を削除します。下図の場合において削除する環境変数はPYENV
、PYENV_HOME
、PYENV_ROOT
で、この3つに対してそれぞれクリックで選択し削除(D)
を実行して削除します。
環境変数の削除が完了しましたら、OK
をクリックして環境変数
ウィンドウを閉じます。
同じく、システムのプロパティ
ウィンドウもOK
を押して終了します。
念のため、既存のpythonがインストールされている場合はpythonシェルが起動することを確認します。
起動が確認できればCtrl + Z
で終了します。また、pythonが起動しなかった場合は再度python本体のインストールを実施してください。
PS C:\Users\kurage> python
Python 3.6.8 (tags/v3.6.8:3c6b436a57, Dec 24 2018, 00:16:47) [MSC v.1916 64 bit (AMD64)] on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> ^Z
これでpyenv-winのアンインストールは完了です。
以上です。