2024年07月10日 更新

Orange Data MiningでWeb上で共有されているGoogleスプレッドシートを読み込める!

どうも、クラゲジュニアです。ノーコードで機械学習ができるOrange Data Mining(通称Orange)にて、簡単にGoogleスプレッドシートのデータを読み込めます。

Add-onの追加(初回のみ)

メニューの Options > Add-ons... から Educationalにチェックを入れてOKボタンを押してインストールが完了するまで待ちます。このとき、Orangeの再起動を求められるかもしれません。

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Googleスプレッドシートの用意

Googleドライブ上のどこでも良いのでGoogleスプレッドシートを用意します。

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ファイルの共有設定はリンクを知っている全員に設定します。

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Orangeで取得

EducationalというWidgetグループの中のGoogle SheetsというWidgetを選択します

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Google Sheetsをダブルクリックして先ほど用意したGoogleスプレッドシートのURLをURLに上書きしてEnterキーを押します。

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Infoのところにシート名などが表示されれば成功しています。

読み込み失敗時の表示

失敗すると以下のような表示になりますので、スプレッドシート側での権限設定忘れやURLコピペミスがないかを確認してください。

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Orangeで表示

後は通常通りData Tableウィジェットなどを繋けば表示できます。

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CSV同様、自動的に1行目をカラム名として読み込んでくれます。Google Sheetsウィジェットで数秒単位から自動リロード設定もできますので、リアルタイムなデータの可視化などにも使えるかもしれません。

以上です。