2025年03月19日 更新
どうも、クラゲジュニアです。
パワポやGoogleスライドなどでは、基本機能としてスライドショー中に画面にペンで描くことができます。一方でスライド以外の画面(例えばブラウザやデスクトップ画面など)にペンで描きたい場合は、別アプリが必要になります。
ZoomやTeamsなどのWeb会議システムで画面共有する場合は、ペン機能などがありますがツールにより使い方が異なります。当然ですが、リアル会場でプロジェクターに映す場合には使えません。

そこで、今回はWindowsデスクトップアプリ「ZoomIt」を紹介しますMicrosoftが開発しているソフトウェアであるため、安心感があります。ZoomItはその名の通り、画面をズームする機能がメインですが、クラゲジュニアはペン機能が使いたいだけなので、その機能を中心に説明します。
以下からZIPファイルをダウンロードして、展開して実行ファイルを実行するだけです。インストールはされません。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/zoomit
展開すると、以下の3つのファイルが現れます。クラゲジュニアはPCで64bit版のWindows11を使っているのでZoomIt64.exeを使っています。ほとんどの人がこれに該当すると思います。

ZoomIt.exeは32bit版Windows用、ZoomIt64a.exeはおそらくARMアーキテクチャ用ですので、必要に応じて選択してください
実行ファイルをダブルクリックすると、このような画面が出てきますが、後でいつでも変更できるのでOKで進めます。

それ以後は、タスクバーの通知領域に常駐してますので、クリックしてOptionsを選べば最初に出た設定画面が開かれます。

基本的な使い方はCtrl+2を押すことで、画面にマウスでペン描画ができます。このままだとウィンドウ操作はできませんが、Escを押すことで元に戻ります。
モードの入り方としては以下3つです。
Ctrl+1でZoomとDraw、Escで戻るCtrl+2でDrawのみ、Escで戻るCtrl+4でLiveZoom(例えばYouTube再生など画面変化も有効となる)、Ctrl+4で戻るDrawに使える主なショートカットキーです。
R,G,B,O,Y,Pでペンの色を変更Shift押しながらマウスで直線描画Ctrl押しながらマウスで矩形描画TAB押しながらマウスで楕円描画Ctrl + Shift押しながらマウスで矢印描画Ctrl + Zで最後の描画を消すEで全ての描画を消す他にも色々機能あります。
以上です。