2025年04月17日 更新

Hyper-Vで仮想環境を削除しても容量が減らないときの原因と対策

どうも、クラゲジュニアです。

Hyper-Vは便利ですが、仮想環境をたくさん作ったり、チェックポイントを多用すると、ハードディスクの容量がすぐにひっ迫してしまいます。今回は、仮想環境を削除しても空き容量が増えない原因と、その対策についてメモしておきます。

原因

削除したはずの仮想環境に関連する仮想ハードディスク(Virtual Hard Disk)ファイルが残っているためです。保存先を変更していなければ、主に以下の2か所にあります。

C:\Users\Public\Documents\Hyper-V\Virtual hard disks
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Virtual Hard Disks

ファイルの種類

主に以下の2種類です。

  • .vhdx:仮想ハードディスク本体
  • .avhdx:チェックポイントなどで作られる差分ファイル

対策

削除した仮想環境に関連する .vhdx.avhdx を手動で削除します。ただし、現在使用中の仮想環境に関係するファイルは絶対に削除しないよう注意してください!⚠️

仮想環境がどの仮想ハードディスクなのかを確認

image

  1. Hyper-Vマネージャーを開く
  2. 対象の仮想マシンを右クリック > 設定 を開く
  3. 左メニューの ハードドライブ を選択
  4. 仮想ハードディスク に表示されているパスを確認

このパスに表示されていない .vhdx.avhdx が不要ファイルである可能性があります。ただし、すべてが不要とは限らないため、削除前に十分確認をお願いします!!⚠️

以上です。