Magentaとは、機械学習を用いて音楽やアートを生み出せるか探求しているオープンソースの研究プロジェクトです。誰でも高品質なAIピアノ作曲ができます。本コンテンツは、主にPythonコードやLinuxコマンドなどMagentaの使いこなしに焦点を当てた学習内容です。90分程度で学べるミニコンテンツとなっておりますので、お気軽に学習を進めてください!

このような曲が作れるようになります!

学べること

必要な環境

どれも無料

ピアノやMIDIキーボードなど楽器類は一切不要

必要なスキル

音楽に関する知識がなくてもOK

キーワード

MIDI

MIDI(Musical Instrument Digital Interface)は、電子楽器の演奏データを機器間で転送・共有するための共通規格です。MIDIファイルは、オーディオ波形データではなく、演奏情報が記録されています。具体的には、音の高さ、長さ、音色、音の強弱などです。実際に音を出すには音源が必要で、どの音源を使うかにより音質が大きく異なります。メリットとして波形データ情報がないため、データ容量が軽い点が挙げられます。

今回のコンテンツでは拡張子midとして登場します。

WAV

WAVは、Waveform Audio Formatの略で、オーディオファイルフォーマット形式の1つです。圧縮されていない音声であるため、容量が少し重い点が挙げられます。

今回のコンテンツでは拡張子wavとして登場します。今回使用するColaboratory上ではMIDIファイルはそのまま再生できないため、WAVファイルに変換してから音を出します。変換の際にFluidSynthというソフトウエアを使用しますが、MIDIの音源はデフォルトで付属されています。

Pythonコード

Pythonは最近よく使われているプログラミング言語のうちの1つです。プログラミング言語によっては、「ビルド」や「コンパイル」という工程を経てエラーをゼロにしないと実行できない場合があります。Pythonはそのような工程は不要で、コードを書いてすぐに実行できます。エラーが起きた時点でプログラムが終了となるため、初心者にとっても使いやすい言語になっています。

今回のコンテンツでは、以下の基本的な内容を使います

Linuxコマンド

Linuxコマンドは、キーボードからの文字入力によって操作するものです。マウスを使わずにソフトウェアをインストールしたり実行することができます。コピペして使ったり、プログラミングと組み合わせることで効率的かつ時短で作業を行うことができます。

今回のコンテンツでは、以下の基本的な内容を使います

Google Colaboratory

Colaboratoryはクラウド上でPythonコードやLinuxコマンドをいきなり動かせる便利なツールです。主にディープラーニングなどの機械学習用途に使われます。自分のPCでソフトウェアをインストールしたりLinuxコマンドを扱う場合、PC環境設定によって上手く動かなかったり、環境に影響を与えてしまう場合があります。Colaboratoryを使うことで、共通の設定環境が使えることと、間違って環境に影響を与えてしまってもすぐにリセットできる点がメリットです。

有料プランもありますが、基本的に無料で使えます。

Colaboratoryでのポイントを3つ挙げておきます。

【1】セクションの操作

詳細内容が非表示になっている場合があります。

三角マークをクリックで、セクションの折りたたみ、展開が可能です。

【2】実行方法

実行ボタンをクリックしてください。

クルクルと回転アニメーションが行われている間は処理中です。

【3】編集画面の解除

テキストセルで、操作を誤って編集画面が表示されてしまう場合があります。

右側の全体のビューのどこかをダブルクリック、もしくは他のセルをクリックすることで、編集画面が解除されます。

では、早速以下のWebでMIDI再生ボタンを押してColaboratoryを起動してください。

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