2021年07月29日 更新

micro:bitでのBLEブロック作成例

どうも、クラゲです。
ここではmicro:bitのMakeCodeでのBLEブロック作成例を説明します。

ブロック例

今回はmicro:bitで以下を使えるようにします。
実際には必要な機能やサービスのみ実装する形でOKです。今回はブラウザ側の様々なサンプルデモプログラムに対し、共通で使えるようにしているため、盛り盛りにしています。

• 明るさ設定
• デフォルトアイコン表示
• Bluetooth 温度計サービス
• Bluetooth LEDサービス
• Bluetooth UARTサービス
• 傾斜データを100ms毎にBluetooth UART送信
• Bluetooth 接続・切断状態をアイコン表示

最終的にはこのようなブロック配置を行います。

作成

BLEブロックが配置できるように、micro:bitでBLE設定を先に行ってください。

以下をヒントにブロック配置してください

LED > その他 > 明るさを設定する 255 > 10
基本 > アイコンを表示 ハートマーク
Bluetooth > Bluetooth 温度計サービス
Bluetooth > Bluetooth LEDサービス
Bluetooth > その他 > Bluetooth UARTサービス

Bluetooth > その他 > Bluetooth UART 数値を文字で書き出す 0
入力 > その他 > 傾斜（°） ピッチ > ▼ ロール
基本 > 一時停止（ミリ秒） 100

Bluetooth > Bluetooth 接続されたとき
基本 > アイコンを表示 ハートマーク > ▼ うれしい顔

Bluetooth > Bluetooth 接続が切断されたとき
基本 > アイコンを表示 ハートマーク > ▼ かなしい顔

ちなみに、「明るさを設定する」ブロックは、省電力と眩しさのために入れていますが、無くても大丈夫です。

忙しい人向け

作成する時間がない人は以下の方法のどちらかで時短できます！

方法1：プロジェクトをコピーして作成

こちらをクリックして、右上の「編集」を押すことで即作成できます！ https://makecode.microbit.org/_1tv0KadvxEvP

方法2：JavaScriptコードをコピーして作成

BLEブロックが配置できるように、micro:bitでBLE設定を先に行ってください

以下をコピペすることにより作成可能です

bluetooth.onBluetoothConnected(function () {
    basic.showIcon(IconNames.Happy)
})
bluetooth.onBluetoothDisconnected(function () {
    basic.showIcon(IconNames.Sad)
})
led.setBrightness(10)
basic.showIcon(IconNames.Heart)
bluetooth.startTemperatureService()
bluetooth.startLEDService()
bluetooth.startUartService()
basic.forever(function () {
    bluetooth.uartWriteNumber(input.rotation(Rotation.Roll))
    basic.pause(100)
})

MakeCodeの中央上部の「ブロック」を「JavaScript」にしてから貼り付け、再び「ブロック」に戻せば完了です。貼り付ける際は、追加ではなく、全体を書き換えるようにします。

変換後のブロック配置は、最初にお見せした画像と異なる可能性がありますが、内容は同じです。

以上、micro:bitでのBLEブロック作成例でした！