2022年03月24日 更新
どうも、クラゲジュニアです。
はんだ付けを行うにあたり、「はんだごて」や「はんだ」に加え、「はんだこて台」も必要です。IoT時代における「はんだこて台」の選び方のポイントを紹介します。
主に2つです。
「はんだごて」は電源を切った後もしばらく熱いままです。冷めるまで数分間もずっと手に持っているのは大変ですし、そこら辺に転がしておくのは火傷の危険があります。「こて台」に置くことでこの問題が解決されます。
また、はんだづけした「はんだごて」のこて先についている「はんだ」が黒や茶色になっているとうまくはんだ付けできません。これは「フラックス残渣」と呼ばれるゴミです。こて台についているクリーナーを使って、こて先をきれいにすることで解決します。
大きく分けて、クリーナーの違いで2種類あります。
画像引用元:秋月電子通商
使用する前にスポンジに水を少し入れて吸収させる準備が必要です。こて先を擦りつけてきれいにします。メリットは比較的安価である点です。デメリットは水を入れる手間です。
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こて先をざくざくと挿してきれいにします。ハンダが飛散しないようにケースで覆われています。メリットとして、水の準備が不要であることと、水を使ってないため「はんだごて」の温度が下がる心配がない点です。デメリットは太いこて先など、大量のはんだが付いている場合には向いてない点です。チップなど小さな部品を扱うのに向いています。
ArduinoやRaspberry Piなどのボードをメインとして活用するIoT時代においては、チップなど小さな部品をはんだ付けする機会は稀ですので、スポンジタイプのこて台をお勧めします。
以上です。